販促とは?販促を行う目的って?
2023・05・10

目次
販促とは
「販促」は「販売促進」の略語で、セールスプロモーションとも呼ばれます。
販促は、顧客の購買意欲を刺激して購買行動へとつなげる活動のことを指します。販促活動を行うことで商品やサービスの売上を向上し、利益の拡大に貢献します。
販促の具体的な例としては、新商品のキャンペーンや特売セールなど消費者の購買を促進するために行うイベントそのもの、クーポン券の配布、キャラクターとのタイアップやCMなど様々です。
販促の目的
自社の商品・サービスの売上拡大が販促の目的です。
世の中には、様々なサービスや商品が存在しています。そのため何もしないでいれば埋もれてしまい、売上を拡大することは難しくなってしまいます。
自社の商品・サービスの売上を拡大する、そのためには認知を増やし、購買を促し、その後はさらに再度購入や消費のリピートをしてもらうことも必要です。
- 新規の顧客の獲得
- 魅力をアピールし競合との差別化を図る
- 自社商品のファンを増やし、囲い込みリピートを促す
- こうした活動を通じて商品・サービスの売上を拡大する
売上拡大のために行われる様々な活動は、マーケティングや広告宣伝とも密接に関連しています。
マーケティングや宣伝との違い
販促に似た概念として、マーケティングや広告宣伝といった言葉があります。
販促と広告宣伝
販促は商品を購入してもらうための活動や施策です。広告宣伝は商品のことを認知してもらうための活動です。重なる部分も多いですが、購入を目的とするのか認知を目的とするのかで違いがあります。
例えばリピート購入を目的として既存のユーザーにDMやメルマガを送る、これは販促活動であり広告宣伝とは明確に違います。
より多くの人に商品やそのイメージを知ってもらうために電車広告やタクシー広告を行うことは、広告宣伝となります。
ただし、広告宣伝の結果、購入意欲が刺激され商品の購入につながることも勿論あります。
マーケティング
マーケティングとは顧客にとって価値のあるものを提供する仕組みをつくることです。
具体的には商品に関わる様々な施策や活動のことを指します。商品の強みを明確にし、ターゲットを絞り込み、競合の調査をし、見込み顧客を獲得する活動を行い、商品の効果的なプレゼンやPRをし、行った様々な施策の結果を数値化し計測し次に活かす、といったことが大まかな内容となります。
実際に商品を売るために行う、リサーチから商品の企画や開発、PRまで含まれるのがマーケティングと言えます。商品を購入してもらうための活動(販促)や、商品を認知してもらうための活動(広告宣伝)も含まれます。
したがって販促や広告宣伝はマーケティングの中に含まれる要素の一つといえます。
販促の方法や種類は多岐にわたる
顧客が自社の商品やサービスへリーチし購買に至る、これを実現するために必要な販促は1つだけとは限りません。
テレビCMなどのマス広告、Web広告、SNS、動画・Youtube、店舗の装飾、キャラクターのタイアップ、アプリなど、ITが進歩したおかげで販促のために使えるツールや手法はとても多くなり、販促と一口にいっても各分野で必要な知識や技術は膨大なものとなっております。
例えば…
「認知を行いたい」…メディア(Webや様々な媒体)の広告を出稿する
「実店舗への来店を喚起する」…アプリを活用してクーポンを発行する
「店舗付近での誘導」…のぼりやサイネージ、看板を店頭に設置する
「来店客に購買を促す」…POPやポスターを店内に掲載する
状況や目的に応じて、出来ること・やるべきことは異なります。それぞれの施策について、「来店」や「商品へのリーチ」など、目的とするゴールや確認する指標は異なります。
企業として利益を得て、成長し、その目的を達成していくことはとても重要なことです。しかしそのために出来ること、やらなければならないことは多岐にわたります。
販促に使われる販促物の例
販売促進のためには様々な販促物・ツールが用いられます。
販促物はオフラインからオンラインまで様々な種類があります。
- チラシ、リーフレット
- ポスター
- のぼり(旗)
- 陳列棚に設置するPOP
- 店内の天井、床などに設置するPOP
- 看板(サイン)
- デジタルサイネージ
- カタログ
- うちわやティッシュ、記念品などのノベルティ
- DM
- Web広告(バナー広告、テキスト広告、動画)
- SNS広告
- メルマガ
- アプリ(クーポンやポイントシステム)
- デジタルギフト
上記のツールは一部の例ですが、思いつくだけでも沢山のツールが挙がります。店舗やWebサイトでどういった販促が行われ、どのような販促物が使用されているのか、普段から、チェックしておくとより知識が広がります。
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販促に関わる人ならおさえておきたい『制作』や『デザイン』のこと
デジタルな販促施策であればWebサイトやランディングページ、Web広告など。リアルでの販促施策であれば店舗で使用するのぼりやポスター、POPといった販促物。こうしたモノについて企画をしたり時には制作を行う機会が、販促に関わっていれば必ずあります。
販促物に掲載する内容を企画しデザイン担当に伝える。実際に出来上がってきたものについて確認をする。デザイン会社や印刷会社とのやりとりも発生するかもしれません。
そのような業務に携わるのであれば、販促物のデザインや製作についての知識もある程度持っていると心強いですね。
まとめ:販促の手法を知り、目的とターゲットに合わせた販促活動を
長い年月をかけて研究と開発を繰り返し作り上げた新商品。誰も思いつかなかった素晴らしいアイデアを元にした画期的なサービス。
そうした素晴らしい商品を持っていたとしても、誰もそれを見つけることが出来ず、またそれの魅力を知ることが出来なければ、せっかくの素晴らしい商品やコンテンツを生み出すことも無意味なこととなってしまいます。
そうした思いを実現させるための活動が販促であり、企業としての活動をより良くしていくためには、販促は必要となるのです。
もし、企業の販促担当として、自社の販促を担うこととなったら、
- そもそも世の中にどのような販促の手法が存在するのか。
- 自社の製品やサービスを求めるターゲットに訴求するために本当に最適な販促は何なのか。
- それぞれの販促を実行するには、どういったプレイヤーと費用やツールが必要なのか。
これらを考慮し把握した上で、販促の施策を執り行っていくことが必要となるでしょう。
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