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ジオターゲティングとは、仕組みやメリット・デメリット。

2020・10・21

店頭集客や販促によく活用される新聞折込チラシ。若年層は紙の新聞を購読しない世帯が多く、新聞折込チラシが届きづらくなってきています。
その新聞折込チラシの補完として、最近よく耳にするようになった、位置情報を使うことで、効果的にマーケティングを行う「ジオターゲティング」。

今回は、このジオターゲティングの仕組みやメリット、活用できる広告媒体と店頭連動を紹介していきます。

ジオターゲティングとは

ジオターゲティングとはパソコンやスマートフォンで取得した位置情報データから現在地に特化した広告や情報の配信を行うことができるマーケティング手法のことです。

例えば、「A商圏に今いる人」のほか、「A商圏に過去いた人」や商圏内に複数回買い物に来た人や通勤している人など、任意で特定の期間内に特定のエリアにいたユーザーを指定することで最適な広告配信ができます。

ジオターゲティングの仕組み

パソコンであればそのユーザーのIPアドレスから位置を特定しデータを蓄積します。

また、多くの人が一日のうちのほとんどの間、身につけているスマートフォン。このスマートフォンには、「Wi-Fi(ワイファイ)」「Bluetooth(ブルートゥース)」「GPS(ジーピーエス)」と主要な3つの位置情報サービスが備わっており、かなりの精度で位置を特定しターゲティングに活用します。

ジオターゲティングのメリット・デメリット

ジオターゲティングについてどのようなメリット・デメリットがあるのかについて紹介していきます。

メリット

・地域密着型の店頭集客に適していること
・エリアを限定してユーザーに適した情報を配信できること
・移動中の位置情報をもとに広告が配信できること
・ユーザーの行動履歴とあわせてユーザーにあわせた広告配信ができること
・広告を見た人が来店したかどうかがわかること

デメリット

・商品購入やサービスの申し込みに直接つながることを目的としていないこと
・ターゲットを絞り込みすぎると配信されにくくなること
・効果測定には専門的な着眼点(専門性)が必要となること

ジオターゲティングの広告手法

実際にジオターゲティングが活用できる広告媒体について紹介していきます。ジオターゲティングは多くの広告手法が対応していますが、その粒度や精度、ターゲティングの角度は様々です。

ジオターゲティング広告
配信先はWEBやアプリになり、エリア設定の柔軟度が高いため、他のWEB広告に比べて狭域エリアの配信には強いのが特徴です。また指定したピンポイントエリアでの配信も可能で認知拡大に向いています。

Google広告
配信先はWEBやYouTubeなどになり、興味関心のターゲティング精度が高いのが特徴です。また配信面と属性のターゲティングも可能なため、認知だけでなくコンバージョンに近い配信が期待されます。

Facebook広告
配信先はFacebook、Instagramになり、パーソナルな内容でのターゲティング精度が高いのが特徴です。自社の会員と類似のユーザーに自動でターゲティングすることも可能です。

LINE広告
配信先はLINE関連サービスになります。LINEは、他のSNSと比較してもアクティブユーザーが圧倒的に多くサイトをあまり閲覧しない人にもリーチしやすいのが特徴です。また他の広告媒体と比較して配信エリアはやや広いです。

ジオターゲティングと店頭販促物の連動

スーパーマーケットなど小売店では、折込チラシによる集客効果が年々薄れているため、ジオターゲティング広告も配信したところ、折込チラシ以上の集客効果が得られたという事例もありました。このように従来の折込チラシなどに加え、ジオターゲティングを活用することで集客の可視化がしやすくなり。配信テストを繰り返すことも可能になってきます。

そのため店頭においてもデジタル広告に対応するためのデジタルサイネージ以外にも、従来のPOPもオンデマンド印刷で対応することで売場の変化に迅速に対応する必要が迫られてきています。

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