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SaaS とか Iaasとか ②「PaaSについて」

2016・10・14

クラウドサービスの普及が加速して、次から次へと新しいサービスが登場しています。
JR東日本グループの株式会社ジェイアール東日本企画が10月1日より提供開始している「transit manager」は、普段から使用しているSuicaなどの交通系ICカードをそのまま使用して、クラウド上で、交通費の利用実績を管理し、業務に使用した分の交通費を申請するデータを作成できるサービスです。

数年前は交通費の申請をいわゆる「申請書」のような紙で行っていた企業様も多いかと思います。

最近では入力・申請をWEB上から行い、そのままWEB上で交通費の処理が完了するようなカタチを取っているのがスタンダードでしょうか?

このサービスではさらに一歩進んで、交通費入力の手間を省いてくれるようです。
こないだ「いくら交通費かかったかなー」などと領収書をみたり、Googleの乗り換え検索で電車賃を調べ直しながら入力する必要がなくなります。

また実際の利用実績データを参照するため、不正を減らすことにもつながるかと思います。
さて、このように日々、新しいサービスが登場しているクラウドサービス。

前回はSaaSについてまとめましたが、今回は「PaaS」についてまとめさせて頂きます。

PaaSとは

PaaSとはPlatform as a Serviceの略で、パースもしくはパーズと発音されます。

SaaSは「あるソフトウェア(アプリケーション)」の機能をインターネット経由して利用するサービスですが、PaaSは様々なアプリケーションが稼働する土台である「プラットフォーム」をインタ―ネットを経由して利用できるサービスのことを指します。

特徴、SaaSとの違い

では「プラットフォーム」をネット経由で利用する、とはどういうことでしょうか?

まずはSaaSの場合ですが、例えば、日頃皆様が使用されているExcelというアプリケーションがあります。

Excelはマイクロソフトオフィスというソフトウェアパッケージの中のアプリケーションの一つですが、これを仮にインターネットを通じて利用できるサービスとして提供した場合、それはSaaSと呼べるでしょう。

次に、このExcelですが、それぞれWindows版やMac版というパッケージがあり、それぞれ動作するためのOSが異なっているものが販売されていることは皆様もご存じだと思います。

つまり、Excelというアプリケーションが動作するための「プラットフォーム」がWindowsやMacのOSとなります。

もし、仮にですがこのWindowsやMacのOSというものをインターネットを通じて利用できるサービスとして提供すればそれはPaaSと呼べるかと思います。(※ちなみに現実には、WindowsやMacのOSはネットを通じてダウンロード&インストールができるようなカタチで提供されていますが、あくまで自分のPCにインストールして使用するためPaaSではありません。)

PaaSでは「アプリケーションが動作するプラットフォームの利用」ができるため、その「プラットフォームで動作できるアプリケーションの開発」をサービス利用者が出来ます。これがPaaSの大きな特徴であり、SaaSとの違いにおいて分かりやすいポイントだと思います

メリット

主にソフトウェアの開発基盤として提供されるサービスがPaaSです。

通常、PaaSを利用せずにそのような開発環境を整えるためには、サーバーやOS、データベース、ミドルウェアといったものをインストールし準備することが必要となります。

PaaSを利用することでそれらをインストールすることなく、素早く開発環境を用意することができるわけです。つまりプラットフォームを素早く利用できることそのものがPaaSのメリットとなります。

デメリット

開発環境があらかじめ設定された範囲のものを使用するため、自由に環境を選ぶことが出来ないということがデメリットといえます。

利用したい言語やミドルウェアがあり、PaaSとしてそれらが提供されてなければ、自分で環境を整える必要があります。

デメリットとして書きましたが、それらを踏まえた上で、素早く開発環境を設定しそのままサービスの公開まで行えることがPaaSの魅力であると言えます。

コストなど

プラットフォームを利用するPaaSの課金携帯では従量課金制がメジャーのようです。

ネットワークの送信料や、仮想IP、保存データの容量など、プラットフォームとしての「様々なリソース」へ課金が設定されています。

Googleが提供するGoogle App Engineなどはリソースの料金単価からデータストアの呼び出しなど各種のAPIの利用まで細かく課金の設定がされており、専門的な言葉や概念が多いため、PaaS導入にあたってはそうした知識が必須となるでしょう。
(※開発環境の利用なので、当然といえば当然ですね)

まとめ

アプリケーションを手軽に利用するというSaaSと比べると開発環境を手軽に利用するためのPaaSというものは、なかなか敷居が高いイメージです。

主に有名なPaaSの例では、

Amazonが提供するAmazon Web Services(AWS)
http://aws.amazon.com/jp/

Googleが提供するGoogle App Engine(Google Cloud Platform)
https://cloud.google.com/

Microsoft が提供するMicrosoft Azure
http://azure.microsoft.com/ja-jp/

などがあります。

より一層PaaSというものについて知りたい方は、各サイトを訪れてみるのもオススメです

投稿者プロフィール

永野
SPinnoに所属してます。
主にWEB上の作業を担当しているWEB要員です。
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