耳の折れた猫とマーケティング

2016・06・03

こんな記事を見つけました。

「破損」を逆手にとった雑貨屋店主に学ぶマーケティングの本質(livedoor news)

[blogcard url=”http://news.livedoor.com/article/detail/11562029/”]

ある雑貨店の店主が、猫の置物を落としてしまい、置物の耳が欠けてしまったそうです。
店主はどうにかこの猫を売れないかと考え、
「この猫は交通事故に遭って耳を怪我しています。優しく看病してくれる飼い主の方はいらっしゃいませんか?」
というPOPを隣に置いたところ、妙齢の女性がこの猫を購入していったというエピソードが紹介されています。

欠点を逆手に取った発想力に学ぶ

このエピソードで一番重要なのは、女性が置物を購入する際、店主が「この猫の置物は壊れています。もし新しいものが必要であれば用意できますが…」と正直に伝えたことです。
マーケティングにおいて一番重要なことは、実はリスク対策です。
「彼女は心の優しい人だし、わざわざ新しいものがあると伝えなくても、クレームを入れたりしてこないだろう。」
「せっかく壊れたものを買ってくれるのに、新しいものがあると伝えたら、そちらを買ってしまうだろう。」と考えて、黙ってそのまま売ってしまう人はたくさんいるでしょう。
そのように嘘をついて商品を売り、大きなニュースになっている例をよく見かけますね。
この店主が新しいものがあることを伝えたのは、善意からの行為かもしれませんが、結果的に正直に伝えたことは無用な誤認や誤解を招くトラブルを避け、リスクの回避につながりました。

誇張したり、欺いたりすることには大きなリスクが伴います。
何事も正直に伝えた上で、ありのままの商品・サービスに対してブランディングしていくことで、本当に効果的なマーケティングにつながるということがよくわかる記事でした。

 

 

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