デジタル時代の販促戦略:販促業務でよくある悩みや課題とは?解決策も紹介
2024・03・28
商品・サービスを消費者に知ってもらう上で、パンフレット・POP・ポスターなどの「販促物」は必要不可欠。しかしながら、そんな販促物を制作する流れは、非常に複雑かつアナログなのが現状です。
本記事では、そんな販促物の制作や管理などを総称して「販促業務」と捉え、よくあるお悩み・課題、解決策までをご紹介いたします。
目次
【よくあるお悩み①】デザインデータが見つからない!
当社では大手toC企業を中心に、販促物・販促施策の企画・制作・実行をご支援していますが、そんな中でも圧倒的によく寄せられるお悩みの声は
「画像ファイル、デザインデータが欲しい時に見つからない」というもの。
過去に撮影した商品の写真、サイズや形状ごとのPOPのデザインデータ。あるいは加工されたデータは随所に散らばっているけど素材や元のaiファイルが見つからない・・・。
そんな状況を改善しようと社内サーバーの整理を試みても、いつの間にか誰かがまた新しいフォルダを作っていたリ、そもそも整理するにもいちいち重たいファイルを展開して中身を確認しなくてはならず時間がかかる、ということもあるでしょう。
近しい業務に携わる方には「わかる!」と言いたくなる現象ばかりではないでしょうか?
ビジネスパーソンが探し物や調べ物に費やす時間は、諸説ありますが、週に8時間とも言われています。
小さなことの積み重ねが、日々の業務の中で増えていき、長い目で見ると大きな時間の損失に繋がっているのです。
特に沢山の商品を扱っているメーカー企業などの場合、販促物や営業用の資料、商品の画像などの種類・量が多いため、その時間は一般的なビジネスパーソンよりも長いと言えるかもしれません。
【よくあるお悩み②】社内外の調整・連携業務が煩雑
販促物の制作には複数の協力会社が関わっているケースも多いです。
企画・発案は自社、デザインの制作はデザイン会社であるA社、そこでデザインされた販促物の印刷の依頼は印刷会社であるB社へ。
さらにそこから配送を行うC社や倉庫を管理する倉庫会社D社に指示や依頼を…など。
協力会社や関連会社と連携した業務フローとなる場合、その業務の進捗を随時各所へ確認・把握していく必要があります。
結果、販促の担当者様の業務はとても煩雑で、費やす作業工数も膨大になりがちです。
さらには各フローに必要な書類やデータのフォーマットが異なることもしばしば。
進捗をExcelで管理したり、Photoshopやillustratorといったデザインソフトで作成するデータを用いたり、メールやFAXで依頼をしたりと、販促担当の使うツールは多岐にわたることも、業務が煩雑になる原因となっています。
【よくあるお悩み③】軽微な作業だけど量が多く、属人化しがち
お悩み①と②にも関連していますが、整理が難しいファイルの共有環境や、マニュアル化が難しい煩雑な業務工程は「属人化」へと繋がっていきます。
また、販促物の制作進行を専任で行っている、という方は、大手企業様に目を向けても、実はあまり多くありません。
マーケティング部門、営業企画・営業支援部門、時にはデザインのチームが、そうした業務をコア業務とは別に担当している、というケースもこれまで多くお見掛けしてきました。
そうした兼任担当の方の場合、さらに業務は広域になり、分担や引継ぎが難しく、属人化していきます。
新商品やキャンペーンのための販促・プロモーションの企画検討、時には自分でデザイン案を考え、手元のソフトやエクセル・パワポでデザイン案を作り、販促物の発注を印刷会社に行い、出荷の指示まで行う。また、店舗や営業などからの問い合わせに対応して、必要な販促物の用意を行う・・・。
一気通貫で施策を行えるというメリットもある一方で、こうした流れで業務を行っている場合、デザインの細かい修正や確認のやりとりなど、細かい作業が積み重なり、本来時間をかけたい別の業務に支障をきたすことがよくあります。
販促に関わる業務を整理し、効率化するためには?
電話をA社にかける。
メールをB社に送る。
データを加工してC社にFTP経由で送る。
エクセルで出力した書類をFAXで送る。
販促物のデザインについて確認をする。
一部ではありますが、こうした業務フローを1つのツール=同じプラットフォームで行うことが出来れば、負担を軽減することが可能ではないでしょうか。
同じプラットフォームで行うことで少し考えただけでも以下のようなメリットが生まれます。
- 各店舗・各営業から電話・メール・FAXなどバラバラに来ていた販促物の依頼が一本化できる
- デザイン会社とのファイルのやりとりがプラットフォーム上に集約され、データが整理される
- 同じプラットフォーム上で各所とのやりとりが行われるので、進捗確認が容易になる
1つ1つは小さいように見えますが、連絡手段・ファイル共有場所を集約することで、これまで行っていた業務の工数削減につながります。
販促業務もデジタル化を
販促業務を円滑に行うためのサービスはまだまだ少なく、実際に販促業務を行う現場でもそうしたサービスや手法の導入はあまり行われていない企業様が多いように思えます。
しかしながら前述したように、販促業務の煩雑さに悩んでいる企業様は多く、また、サービスや商品の開発のスピードがますます加速する昨今において、雑多なルーティンワークへの負担を少なくし、企画やマーケティングに比重を置きたい、という企業様のニーズは高まり続けている状況です。
例えばCRMやDMPなどといった、顧客の情報を管理したり、潜在的なニーズを発見するためのシステム・ツールは続々開発され利用が増え続けています。
販促業務においても、可能なかぎり、プラットフォームに業務フローを集約し、一元管理することで、工数削減・効率化につながり、結果的に、販促自体の成果向上にもつながっていくと弊社は考えております。
販促業務の一元管理と見える化
販促クラウド「SPinno」は、販促物の企画・製作の取りまとめをする本部と、販促施策が行われる営業拠点・店舗、そしてデザイン会社・印刷会社・倉庫などのサプライヤーをクラウド上でつなぎ、データの一元管理と見える化を実現します。
これにより、メールやFAXといった見落としがちな連絡手段は不要となり、販促物の製作に関する進捗状況も関係者間で見える化されます。
ユーザーフレンドリーなUI/UX
特に営業拠点・店舗などのユーザーから多くいただくのは「販促物専用のECサイトのようなUI/UX」というお声。本部と現場の間で意図の共有が容易となるだけでなく、億劫だった販促物の手配業務がショッピング感覚で楽しく行えます。
画像ファイルの検索時間を短縮
SPinno上では、デザインデータなどの画像ファイルが全てサムネイル表示されるので、必要なファイルにスピーディにアクセスできます。
デザイン編集機能
軽微なデザイン修正であればSPinno上で完結することが可能であり、細々としたデザインの微調整にかかる費用と時間を大きく削減できます。
営業担当やスタッフが修正することも可能なので、より迅速で柔軟な修正が可能となります。
ログの可視化
販促品の受発注に関するログを可視化することで、使用頻度の高いアイテムや在庫整理の参考情報を得ることができます。
印刷量の検討、次の販促物の企画・デザインへの参考など、戦略的に活用いただけます。
販促の戦略・企画に時間を割きたいと思っている方は、ぜひシステムによる業務効率化をご検討ください。
販促業務の効率化を行った事例のご紹介
販促クラウド「SPinno」を導入し、販促業務の【課題】や【悩み】の解決にお取組みいただいた企業様のインタビュー、各種事例を掲載した資料をご案内いたします。
SPinnoは、業界・業種問わず、幅広い企業様からお声を頂いております。
販促業務について課題や施策をご検討の企業様は是非一度、ご相談ください
投稿者プロフィール
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販売促進部です。
販促やマーケティング・ブランディングなどの様々な情報について、まとめ&発信を行っています。
「販促部門の頼れるパートナー」を目指して、お役立ち情報や販促ネタ、自社の最新TOPICSなどをつぶやいたりしています。
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