ユニークな宣伝方法で認知向上へ!アイデアまとめ
2023・07・03
商品、サービスの認知を広げ、販売促進のチャンスにつなげるために、ビジネスにおいて「宣伝」は重要な要素です。ユニークなアイデアや手法は宣伝の効果的に行うことに役立ちます。
マーケティングにおいて重要な要素である広告宣伝と販売促進に役立つような、ユニークなアイデアについてご紹介いたします。
目次
宣伝や広告、企画のアイデアのヒント
宣伝や広告に接触した方に強く印象付けられるようなユニークなアイデアは、独自性・話題性が高ければ、口コミやSNSなどの評判により、直接それらに接触していない人にも伝わる効果も期待できます。
ユニークなアイデア、手法の例をいくつかご紹介いたします。
トレインジャック広告
トレインジャックとは、中吊りや窓上、ドア窓のステッカーなど、電車内のすべての広告枠を自社広告で埋め尽くす広告手法です。電車によっては動画が配信可能なデジタルサイネージを設置している路線もあります。
空間をまるごと広告クリエイティブで埋め尽くすことで、インパクトのある印象に残る宣伝効果が期待できます。
クリエイティブの工夫次第で、大きな話題性を生み出すことができ、SNSなどとの相性も良いです。
乗車してから目的の駅まで到着する時間内で確実に訴求ができるため、最低でも数分以上を広告に接触する時間として確保できることが大きな特徴ですね。
トイレ広告
商業施設やオフィスビル、駅や空港の個室トイレを利用した方であれば目にしたことがあるかもしれません。
個室内に設置されたデジタルサイネージを媒体として活用するものがトイレ広告です。
男女別はもちろん、商業施設の利用者層に合わせたターゲティングが可能なことが特徴です。
特定の業種、業態の企業やサービスが入居しているオフィスビルなどに配信することで、商材に合ったターゲット層への訴求が期待できます。
視覚効果を利用した宣伝
実際の広告の画像をこちらに掲載することはできませんので雰囲気ですが、画像はフォトショップで適当に作ってみたトリックアート風の画像です。
「目の錯覚」を活用したクリエイティブなトリックアートやだまし絵を使った広告は、イベントやプロモーションに有効な手法です。
広告宣伝は直感的で分かりやすいことが大事ですが、あえて一見分かりにくいものの中に隠れたデザインやメッセージを入れ込むことで、発見や驚きといった体験をユーザーに提供します。
デザインに関する知識、テクニックが必要となるハードルの高い手法ですが、視覚に訴え見た人を驚かせるようなクリエイティブを用意することができれば話題性は抜群です。
体験型のプロモーション
例えば、試飲や試食、無料体験や試供品などで実際の商品やサービスを一度体験してもらうキャンペーンなどや、スマートフォンを活用したAR体験など、実際に消費者に何かをしてもらう・体験してもらうことを通じて商品、サービスへの訴求を行うといった手法が体験型のプロモーションです。
無料体験や試供品は、実際にサービスを「お試し」してもらうことで、消費者の反応を確かめる機会にもなり分析にも役立つ手法です。
ARやスマホアプリなどインタラクティブな仕組みを活用したものは、参加して楽しんでもらうことで口コミやSNSでの拡散につながりやすく話題性に優れています。
SNSのハッシュタグを利用したキャンペーン
例えば「ハッシュタグ #〇〇〇〇で投稿していただいた方へ抽選でグッズをプレゼントします」、といった具合に、SNSのハッシュタグ投稿を活用して自社のサービスや商品の話題性を高める手法は、SNSではよくみられる手法です。
瞬間的に多くのユーザーが同一のハッシュタグを利用して投稿を行うことで、Twitterのトレンドなどに表示させることができ、一気に拡散されることが期待できます。また、SNSアカウントの既存フォロワーが何気なくSNSを見た時にサービスに関する新商品や新機能などを認知させることにもつながりやすく、新規顧客の獲得だけでなく、リピートを目的とした販売促進にも効果的な手法といえます。
自虐的キャッチコピー
広告のキャッチコピーというと、多くの方は商品やサービスの特徴やメリット、もしくはそれらに関わるメッセージなど打ち出すものを想像するかと思います。
しかしキャッチコピーに含める内容をあえて、弱みや現状の課題点などを上手に活用したものにすることで、印象的な訴求につなげる手法もあります。
2017年にTwitterで「#自社製品を自虐してみた」というハッシュタグが流行していましたが、様々な企業がSNSで自社製品について自虐する、という投稿がされており自虐的キャッチコピーのアイデアになりそうなものが多数みられます。
ユニークで面白い広告宣伝で集客を成功させるには
集客につながるような宣伝を成功させるには、以下のようなポイントが重要となります。
- ターゲット層に合わせた宣伝である
- 商品やサービス、企業のブランドが持つ強みを把握する
- 商品やサービス購入までの導線を明確にする
ターゲットを明確にすることはターゲットに合った宣伝手法を選択することにつながります。また。強みを把握することは、あえてそれと逆のことをするということでも訴求のテクニックとして発揮されます。
そして、目を引く宣伝であっても、最終的なゴールへ結びついているものであることが必須となります。
宣伝のゴールを明確にし、ゴールまでの導線を整備した上で行うことが基本となります。
具体的には、SNSで投稿、webサイトに訪問、問い合わせ、店舗へ来店、店舗の情報へアクセス、アプリでクーポンを発行、など、一つ一つの行動とタッチポイントを検討し、どこからどこに着地してもらうか、宣伝の手法を検討すると同時に整備しておくことが大事です。
まとめ
いかがでしたでしょうか。
今回は宣伝に役立つようなユニークな手法、アイデアについてまとめました。広告宣伝のアイデアは、多種多様でさまざまなアプローチがあります。
業種やターゲットにより適したものが異なり、どの媒体を利用するかによっても効果が出やすいもの、出にくいものが変わります。
自社の商品やサービスの訴求に合ったものを限られた費用で行うことは大変難しいことですが、同時に広告宣伝の面白さでもあると言えます。
投稿者プロフィール
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販売促進部です。
販促やマーケティング・ブランディングなどの様々な情報について、まとめ&発信を行っています。
「販促部門の頼れるパートナー」を目指して、お役立ち情報や販促ネタ、自社の最新TOPICSなどをつぶやいたりしています。
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