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見る人の印象を変える文字のフォントについて

2016・12・08

普段メールやWord、Excel、PowerPointなどで文字を打つ際に気になる「フォント」。

企画書や議事録、プレゼン資料などで使うフォントと
POPやポスターなどの販促物の制作に使うフォントは異なりますね。

今回はそんな普段から使用している文字のフォントについてご紹介します。

一番よく使われるフォントは?

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インターネット上で一番使用されているフォントは何かご存知ですか?

一番使用されているフォントはArial、
その次にHelvetica Neue、Verdanaです。
日本ではMSゴシック、MS明朝、HG丸ゴシックM-PRO、HGP創英角ポップ体、
Times New Romanの順で人気だそうです。(2014年調べ)

私は大学時代、英語の論文を提出する際には
いつも教授からTimes New Romanで提出しなさい、
と耳がたこになるほど言われていました。

会社によって使用するフォントを指定していることは少なくありません。

使用用途や文章の長さによってフォントを変えるべし

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文章作成する時、一番使われるフォントを使用すれば間違いない!と思っている方。
そんなことはありません。

用途や文章の長さによってフォントを変えないと、
内容がどんなに良くても相手にうまく伝わりません。

例えば、議事録や企画書のような長い文章。

適しているものは「細い明朝体」です。

なぜなら長い文章は読むだけで大変なもの。

そのため、いかに読み手に対してストレスを感じないか、
そして可読性(読みやすさの度合い)が高いかが重要です。

短いキャッチフレーズや、プレゼン資料中の文章など

短い文章は長文と違い、視認性(目で見て確認できる度合い)が重要となってきます。

そのため「ゴシック体」が一番無難です。
ゴシック体は、明朝体と違い、太さがあるぶんインパクトが大きいですよね。

一瞬見ただけで内容が頭に入りやすいような文字が適しているといえます。

印刷する際は気を付ける

ところでPCやスクリーン上で見ると見やすいのに、
印刷すると「あれっ」となることはありませんか?

あれは解像度の関係で細い線が表示されない場合があるためです。
そのため印刷物にするとPC上の文字と異なって見えることがあります。
もし人に渡す資料を作成するときは早い段階で、
出力した際の見え方などを確認する必要があります。

PCによっても変わる

またWindowsかMacかによっても変わってきます。

Windowsはメイリオ(Vista以降)がおすすめです。

このフォントは2つの太さが用意されていることと、
可読性、判読性が高いことが特徴です。

一方Macはというと、ヒラギノ角ゴファミリーが使いやすいと言われています。
スライドやポスター向きの書体です。

フォント1つでイメージが大きく左右する

フォントは目的によって変える必要があることがわかりましたね。
それでは、フォントを変えると客観的にどれだけ違って見えるのでしょうか?

こちらのブログでは、自社のロゴを中心に、様々なロゴやフォントについて触れられています。

たかがフォント一つで…と思いがちですが
実際に商品のロゴ、会社のロゴもブランディングに大きく関わってくるのです。

またフォント以外に、字間によっても印象が変わります。
狭いほど力強く、活発で、忙しい印象になり、広いほど繊細で、ゆったりとした印象となります。
フォント1つの違いで高級印象を与えることも、親しみやすい印象を与えることもできます。

企業のキャッチコピーやロゴをつくる時は、顧客に何を伝えたいのかを考えた上で、
ブランドや商品のイメージに合ったフォントや文字の大きさ、太さ、色を選ばなければいけません。

まとめ

フォントが変わるだけで見る人に対する印象が大きく変わることがわかりましたね。

販促物の制作の時だけでなく、普段の仕事上で人に見せるものを作成する際には
文章の内容だけチェックするのではなくフォントも気にするようにしましょう!

 

参考記事など

FontReach
ニコニコニュース 3位「HG丸ゴシックM-PRO」2位「MS 明朝」、1位は? 社会人に聞いた、好きなフォントランキング」
実は反応率に影響する、広告や販促物に「ふさわしい」書体えらびとは
伝わるデザイン 研究発表のユニバーサルデザイン
気が抜ける… #絶対に創英角ポップ体しか使ってはいけないゲーム業界 が話題に
フォントから考える

投稿者プロフィール

それ行け!販売促進部
それ行け!販売促進部それ販ブログ管理人
販売促進部です。
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「販促部門の頼れるパートナー」を目指して、お役立ち情報や販促ネタ、自社の最新TOPICSなどをつぶやいたりしています。
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