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各国の記念日や連休による特需

2016・12・13

今年もあとわずかとなってまいりました。

既にクリスマス商品も終盤に入り
クリスマスのセールなども佳境でしょうか。

ネット通販が発達した昨今でも
こうした時期には、週末やお休みのタイミングで
直接店舗に足を運び、
セールの買い物を楽しみたいという人も多いことでしょう。

日本ではクリスマスセールの時期は
おおむね12月初旬~クリスマスまでとなっているようです

11月ごろからチラホラと街中にクリスマスツリーが出現し、
クリスマス商戦が開幕しつつ、主力の需要は12月前半~中盤に、
という感じが日本のクリスマス需要の大まかなところでしょうか。

クリスマスの次は年越し、新年の特集も始まります。
始まります、というか12月ごろにはクリスマスの特集と並行して、
行われたり、クリスマスと年末を合わせて歳末セールなどと言ったりもしますね。

さて日本だけでなく、
世界の各国でもクリスマスシーズンがあったり無かったり、
正月だけでなく、旧正月といった特別なシーズンがあったりもします。

祭事シーズンというのは
その国の文化や宗教に紐づいており、
様々な時期にそういった期間があったりしますね

世界の記念日や連休シーズンについて、少しだけまとめてみました。

①ブラックフライデー(アメリカ)

アメリカでは小売り各社がクリスマス商戦に突入するのは
「感謝祭」翌日のブラックフライデーだとされています。

アメリカ合衆国の感謝祭は11月の第4木曜日にあたり、
この翌日には大規模な年末安売り・セールが実施されます。

11月第4金曜日に行われるこの大規模なセールデーでは
国が決めた正式な祝日でないものの、
休暇になることも多く、
買い物客が殺到し、アメリカの小売業界では1年で最も売り上げを見込める日とされています。

②サイバーマンデー(アメリカ)

年末セールがはじまるブラックフライデー。
実店舗に買い物客が殺到する金曜日に対して、
感謝祭の休暇明け月曜日はオンライン店舗での売上が急増するため
この日は「サイバーマンデー」と呼ばれています。

休暇中は出かけていた人々が家庭に戻ってからオンラインショッピングをしたり
休み明けの職場からオンラインの店舗で買い物をするなどが理由であるそうな。

③旧正月(中国)

旧正月(春節)は中国における
年間最大の祝日で、1月21日ごろから2月20日ごろまでを毎年移動します。

1週間前後の大型連休であり、中国大陸・香港・台湾・韓国・ベトナム・モンゴルなど
東南アジア諸国や世界各地の中華街などで祝われます。

中国内だけでなく、日本においても観光客特需が見込めるため
毎年1月~2月の時期には注目される特需シーズンです。

④ボクシング・デー(イギリス・オーストラリアなど)

ボクシング・デーはクリスマスの翌日(12月26日)にあたり、
イギリス・オーストラリア・ニュージーランド・
カナダ・ケニア・香港・ナミビア・ベリーズなどでよく見られる、
キリスト教に由来した祝日です。

元々は教会から寄付としてプレゼントを受け取った人々が、
クリスマスプレゼント(Box)を開ける日であったことからこのように名づけられました。

家族とのんびり過ごしてスポーツ観戦などをする日だとされています。

特に南オーストラリア州ではヨットやクリケットをはじめとした
スポーツイベントが盛んに行われ、クリスマス後のバーゲンセールも相まって
にぎやかな日となるそうです。

⑤ラマダン(イスラム圏)

イスラム教社会の暦で第9月をラマダン
ラマダン明けをレバランと予備、
ラマダン期間~ラマダン明けの消費の特需をラマダン特需などと呼んだりしますね。

こちらの記事で少しだけ詳しく書かせて頂いています。

ラマダン期間は日中の飲食を控え、夜間に沢山食べる
というものだそうで、食料品の売れ行きが大きく伸びるそうです。

加えて、消費も活性化するため
イスラム圏に出店しているメーカー・小売各社にとっては一大イベントとなります。

⑥独身者の日(中国)

11月11日は中国において「シングル(独身)の日」とされています。

中国最大手のEC「アリババ」が2009年ごろより仕掛けた
「大セール」によって始まり、
地球上で最大規模のオンラインショッピングが行われる日とされています。

世界最大の人口を誇る中国で
オンラインショッピングが最もにぎわうこの日は
最初の1時間だけで20億ドル、最終的には93億ドルにも上るそうで
まさに世界最大規模です。

⑦ディワリ(インド)

ディワリはヒンズー教の大祭で、インド最大の祭事期にあたります。
インド暦の第七番目の月の初めの日で、インド歴の正月にあたります
10月の後半~11月ごろの5日間が休日となり。
この期間に買い物をすることが縁起が良いとされています。

耐久消費財、貴金属などの需要が大きく増加し、
自動車や家電のメーカー・小売が注力します。

中間層・富裕層が拡大するインド市場において、
ディワリ特需は非常に注目されているシーズンのようです。

 

個人的には「独身者の日」が気になりますね。

そんなに買いものが集中して、アリババのサーバーとかは大丈夫なんだろうか?とか
配送業者がパンクするんじゃないかな~とか。

日本のEコマースでも、
何かしらの原因で、配送が遅れてしまったりといったことは
ままあることなので、中国のECなんか凄そうじゃないですかね?

投稿者プロフィール

永野
SPinnoに所属してます。
主にWEB上の作業を担当しているWEB要員です。
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