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データを分析することで 本部が次の打ち手の仮説を立てられるようになった。

株式会社タカショー様

■社名

株式会社タカショー

ホームユース営業本部 兼 
ホームユース営業本部 販売促進課
根田 武史 様

https://takasho.co.jp

小売店を巻き込んだ顧客目線の販促企画が必要だと日々感じていました。

―担当されている業務内容について教えてください。

ガーデニング用品の販促企画や店頭POP・商品パッケージの企画開発、カタログ・チラシの制作、eコマースなどを、全国のホームセンターを中心に展開しています。私自身は店頭に並ぶ情報とWeb上の情報の統一化の他、知的財産管理なども対応しています。

―SPinno導入前にはどのような背景・課題がありましたか?

ホームセンターは比較的整理されていない売り場が多く、自社商品の存在をアピールするために店頭POPが必須です。特に当社の商品はシェード(日よけ)やガーデンライトなど、機能性で勝る分競合商品やPB商品より高価格のため、商品価値を伝えるための店頭販促の重要度が増していました。
また、ガーデニング用品は同じ商品カテゴリーでも機能が違う商品が棚に並び、お客様が目的にあった商品を選びにくいという課題もありました。小売店を巻き込んだ顧客目線の販促企画が必要だと日々感じていました。

―どのような目的でSPinnoを導入しましたか?

それまでは本部主導で販促物を全国に展開していましたが、現場のニーズを完全に汲み取ることは難しく、一部のPOPが使用されていないまま廃棄されているという問題がありました。SPinnoを導入してオンデマンド運用を活用することで、その無駄な廃棄ロスを削減したいと考えました。

また、夏のシェードや冬のクリスマスのイルミネーションなど、シーズナル商品のオフセットの集計・発注業務の工数を減らし、業務効率をアップさせることも狙いです。シーズナル商品以外についても、それまでは業務を数値化するのが困難で、結果の振り返りをしづらいスキームになっていましたが、SPinnoを導入することでデータを分析して新たな施策を考えるためのネタにしたいと考えました。

―導入後、どのようにSPinnoを使っているのか教えてください。

SPinno上で現場からのPOPデザインオーダーを受け、印刷依頼をオンデマンドで受けるようにしています。これにより、各店舗で無駄な在庫を抱えることがなくなり、廃棄ロスが削減されました。

煩雑なシーズナル商品の対応については、SPinno上に販促企画セットを登録して、発注期間を設けて営業からの発注を受ける仕組みを整理しました。それまで本部がエクセルで対応していた細かい作業がなくなり、業務効率が格段にアップしています。

他にも、商品チラシの値段変更、画像差し替えなどの軽微な修正は、現場の営業がSPinnoのデザイン編集機能を使って個々に対応していて、本部と現場の両方がスムーズに進められるようにSPinnoを活用しています。

導入インタビュー

現場の需要、例えば人気のあるPOPやデザインなどを想定し、本部が次の打ち手の仮説を立てられるようになりました。

―特に工夫したことはありますか?

SPinno以外の発注は認めないようにして、SPinno上にすべてのオーダーデータを集約しています。移行期間は紙でのやり取りも一部していましたが、今はほぼ100パーセント、SPinno利用への切り替えが完了しました。SPinnoが社内のインフラになったという実感があります。

―SPinnoを導入して社内でどのような変化がありましたか?

SPinno上に蓄積した注文データをさまざまな角度から分析することで、現場の需要、例えば人気のあるPOPやデザインなどを想定し、本部が次の打ち手の仮説を立てられるようになりました。そうすると、スケジュールの予測がつくようになってくるので、例えば以前より社員が休みを取りやすくなりましたね。SPinnoを導入したことで結果的に働き方改革にも繋がっています。

―今後チャレンジしていきたいことを教えてください。

インターネットやスマートフォンの普及でユーザーの購買行動やタッチポイントが複雑化するなか、従来のやり方を踏襲するだけでは通用しなくなってきています。効率を上げる"本部主導"と顧客ニーズを捉えた"現場起点"の 両軸を回して、「ハイブリッド販促」を実現していきたいと思っています。

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