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販促業務システムをSPinnoへ切り替え、社内利用率30%→90%超に向上!店頭販促物のデザイン作成・管理を社内で行い、外注費削減に成功

全国の「お仏壇のはせがわ」店舗のチラシやDM作成・管理をSPinnoに集約。外注費を気にせず、エリアやプロジェクトチームからの個別要望への対応が可能に

■社名

株式会社はせがわ

■創業

1929年9月
(会社設立:1966年12月)

■従業員数

1,191名(2023年3月期)

■事業所

お仏壇のはせがわ 132店舗(2023年11月現在)

■URL

https://corp.hasegawa.jp/

サマリー

株式会社はせがわは、SPinnoを導入することで、販促物のデザイン作成・管理を内製化し、外注費を削減しました。既存のシステムからSPinnoへリプレイスを行い、社内のシステム利用率を30%から90%超に向上。SPinnoの導入により、販促物の利用状況をリアルタイムで把握し、各店舗のニーズに迅速に対応できるようになりました。

約130店舗からの販促物要望を3名で対応。「効率的に内製化する」ことが課題に

―営業推進チームの役割を教えていただけますか。

営業推進チーム では、仏壇・仏具の販売を行う「お仏壇のはせがわ」の店頭販促物や集客施策の企画・制作・管理を主として行っておりますが、マーケティング・宣伝・広報まで幅広い領域を担っています。

具体的には、全店で使われる商品カタログの企画制作、販促物に使用される商品画像・情報の管理、全国132店舗で使用されるチラシやDMの作成・手配などです。

全国132店舗、従業員数は1,000名を越えており、営業推進チームは少数精鋭なので、いかに効率良く日々の業務を遂行するか、というのが部署としての命題となっています。

―販促クラウド「SPinno」(以下「SPinno」)を導入された背景を教えてください。

当社ではSPinno導入以前に10年来使っている販促物の管理システムがあり、その代替システムを探していた中で、SPinnoに出会いました。

決め手となったのは、SPinnoであれば私たちが求めていた「販促物の企画制作と、受発注を社内で一元管理する」という目的を達成できそうだったことです。旧システムと比較しても運用コストが削減できることも決め手となりました。

―従来の販促業務システムでは、どういったことが課題となっていたのでしょうか。

導入インタビュー

従来の販促業務システムでの課題感をまとめて言うなら、現場のニーズとシステムの機能がマッチしていない状況で、かつコスト高で運用してしまっており、その体制を見直す時が来た、ということでしょうか。

まずコスト面で言いますと、システムの操作が複雑で、デザイン作成などの運用が社内では完結できず、外注に頼らざるを得ませんでした。

過去に使用した商品画像などを組み合わせてデザインを作るだけでも、システムの提供会社に依頼をせねばならず、都度外注費が発生してしまっていたのです。チラシやDMの利用頻度が高く、商品数が多い当社にとっては、看過できないほどのコストとなっていました。

操作の複雑さは、販促物を依頼する店舗側にとっても同じでしたので、利用率はあまり高い状態とは言えませんでした。

また、従来のシステムはさまざまな機能が搭載されていたものの、ヒアリングの結果、店舗側は「そこまで多くの機能を求めていない」ということもわかってきました。

最終的に、必要な機能に特化し、運用要件を満たしながらもコストパフォーマンスが良く、操作も簡易なSPinnoへ切り替えようと決断したのです。

システム利用率が大幅に向上。現場のニーズが直接営業推進チームへ届くように

―SPinnoへ移行してから、どのような変化がありましたか?

従来のシステムとSPinnoの利用状況を比較しますと、利用率・利用回数共に大幅に増加しています。

以前のシステムで、6ヶ月間の利用状況を計測したところ、約130店舗のうち利用店舗数は40店舗、利用回数は230回程度と、限られた店舗が1ヶ月に1~2回使っているような計算でした。

SPinno導入後の6ヶ月間では約130店舗のうち120店舗が利用しており、利用回数は1,000回を超えています。

また、チラシのデザインをサイズ変更したDM作成、個別依頼を受けての部分的なデザイン修正・変更を、SPinnoのデザイン作成機能を用いて営業推進チームでできるようになりました。より細やかかつスピーディに、店舗からの要望を販促物に反映できるようになりました。

導入インタビュー

【はせがわ様 SPinno 画面】

営業推進チームとしても、販促物の依頼や利用状況のログデータを管理画面からリアルタイムで確認でき、「現場ではこういう販促物を求めているのか」「こういう一言がお客様に響くのか」など、新たな発見があります。

最近では毎月、「今こんな販促物が利用できますよ」という販促物のテンプレート一覧を営業推進チームで作成し、別途社内の掲示板から発信しており、それを見た社員がSPinnoへ発注しに行くという習慣ができ始めています。

―うれしいお言葉、ありがとうございます!販促物製作を内製化されたことで新たな発見もあったとのことですが、具体的にどのような例がありますか?

エリアによる販促物のニーズの違いというのは顕著にわかるようになってきましたね。

例えば、地方都市では比較的サイズが大きく、華やかなお仏壇や仏具をDMに載せますが、東京などの都心部ではコンパクトでインテリアになじむお仏壇の画像をDMに取り入れます。

また、内製化により、当社と提携いただいている葬儀会社様の名称をDMに盛り込み「〇〇でご葬儀を上げられた方限定」などの文言を明示するようにしたところ、これまでのDMよりも反響が来やすくなりました。

こうした細かな修正でも以前は外注費が発生していたため、内製化で、販促物による試行錯誤はしやすくなったと感じます。

SPinno活用で、会社全体の戦略と現場のニーズが集まる”ハブ“に

導入インタビュー

―最後に、貴社にとってSPinnoとは何ができるシステムですか?

SPinnoは、「販促物に現場のニーズをのせられるシステム」です。

販促物の製作や依頼の管理がSPinnoで内製化できたことにより、各店舗・各エリアのニーズや声が以前よりも多く寄せられるようになり、販促物の製作・改善に活かせるようになってきました。

本社の他部門などからも、「店舗のチラシ・DMでこの情報を訴求してくれないか」などの要望が営業推進チームへ上がってくるようになっています。

営業推進チームとしては、引き続きSPinnoの活用を進め、そうした店舗や他部門のニーズが集まるハブとなって、会社全体の営業・販売戦略と現場ニーズをくみ取った販促物を製作していきたいです。

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