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全店舗展開するPOPの製作工数を削減しつつ、 手書き感を重視した統一性のあるブランディングも実現

■社名

イートアンド株式会社

外食第2営業部 カフェ・ベーカリー営業支援部

カフェ・ベーカリー商品開発グループ
Productデザイナー
中本このみ 様

https://www.eat-and.jp/

すべてのデザインデータとオーダー~納品まで一連のフローをクラウドに集約

―担当されている業務内容について教えてください。

イートアンド社が運営しているベーカリーカフェ「R Baker(アールベイカー)」において、パンの陳列の仕方や見せ方などの企画・監修をしています。デザインチームは大阪にあるので、デザイナーから上がってきたPOPやプライスカードを確認し、管理しています。全店で取り組むキャンペーンや商品ごとの手書きPOPデザインの監修・製作も私の担当です。

―SPinno導入前にはどのような背景・課題がありましたか?

以前は店舗と本部間で商品POPやプライスカードなどのデータ共有ができていませんでした。何かやりとりをする際にはメールや電話で何度も往復しており、とても工数がかかっていました。また、店舗ごとに自由にPOPを作っていたため、クオリティがバラバラなのも問題でした。

―どのような目的でSPinnoを導入しましたか?

他部門でSPinnoをうまく活用できているようでしたので、カフェ・ベーカリー部門でも導入することになりました。きちんと管理できていなかったデータを整理して、現場と本部がより連携できればと考えていました。

―導入後、どのようにSPinnoを使っているのか教えてください。

販促に関わるPOPやプライスカードなどすべてのデータをSPinnoに集約しています。現場が欲しい販促物を簡単に探せるように、アイテムをカテゴライズし、一覧ページにはサムネイル画像を表示させています。これにより、現場はネットショッピングのように簡単に目的のものが検索できるようになりました。販促物のオーダーから納品まで一連のフローをSPinno上で完結できるようになっています。

導入インタビュー

作った手書きPOPをスキャンしてクラウドに登録するだけ

―特に工夫したことはありますか?

カフェ・ベーカリーのブランディングとして、私たちは「手書き感」を大切にしています。ベーカリーではPOPを「第三の店員」と呼ぶくらい重要なものなんです。しかし、手書きPOPはお客様に柔らかな風合いを感じてもらえるメリットがある一方で、すべての商品のPOPを一から、全店舗(37拠点)分を手書きで作っていたので、かなり時間がかかっていました。しかも店舗数はこれからも増えていきます。
そこで、手書きの良さは残しつつ工数を削減できるよう、書いたものをスキャンしてシステムに取り込む運用をしています。

―SPinnoを導入して社内でどのような変化がありましたか?

SPinnoでの運用となってから、各商品1個ずつ手書きPOPを作ってスキャンして登録するだけで良くなり、「手書き感」を維持しつつ、全体の工数を減らすことができました。店舗によって客層が違いますので、本部で数種類のPOPをSPinno上に用意しています。例えば高齢者が多い店舗は大きめの文字のPOP、お子さんが多い店舗は詳しい成分表記を記載したPOPなど、特色によって各店舗に合ったものを活用しています。同じフォーマットを使っているので、ブランドとして統一感が出たと思います。

本部主導での展開ができるようになったことで、本部企画のフェアが全店に展開できるようになりました。今は3ヶ月に一度実施しています。また、クラウド上でデータを保存しているので、本部と店舗とで同じ画像を見ながら話せるようになり、コミュニケーションが格段に取りやすくなりました。本部と店舗の連携がスムーズになったと感じています。

―今後チャレンジしていきたいことを教えてください。

私たちはグランドメニューが30種類あって、それ以外は各店舗で商品開発ができるユニークな仕組みになっています。各店舗のオリジナル商品については、金額を自分で書ける欄と成分表示の欄を空欄にしたPOPベースを本部で用意して、統一感を維持しながら店舗ごとに特色を出せるPOPも作っていけたらいいですね。食パンやクロワッサンなど、パンの形をしたPOPなどもキャッチーで面白いと思います。メニューの回転が早いので、コストとのバランスを見ながら様々なことに挑戦していきたいです。

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