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売場で使われるPOPとその特徴

2023・10・17

売場で商品の説明や販促活動を行う際に重要となるPOP(Point of Purchase)。POPは店舗内のさまざまな場所に配置され、商品の特徴や価格、キャンペーン情報などを伝えるためのツールです。今回は、売場でよく使われるPOPの種類とその特徴についてご紹介します。

売場でよく使われるPOP

スイングPOP

スイングPOPは、陳列棚やレジで使われるタイプのPOPです。少しの風が吹くとゆらゆら動き、近くを通ったお客様の目に留まるアイキャッチとして高い効果が期待できます。「新商品」や「期間限定」など一目でわかりやすい&気になるようなキャッチフレーズでアピールすることがポイントです。

卓上POP

卓上POPは、テーブルやカウンターなどに置かれる小さなPOPです。商品のメリットや価格などを短くわかりやすく伝えることができます。コンパクトなサイズなので、省スペースで販促効果が期待できます。

手書きPOP

手書きPOPは、手書きの文字やイラストを使用したPOPです。手書きならではの温かみや個性があり、お客様とのコミュニケーションを促す効果があります。一見するとアナログなPOPですが、デジタルな方法で作成されたPOPがあふれる中で、文字や絵に人間味を感じさせることで心を引き付ける効果が期待できます。

電子POPモニター

モニターPOPは、液晶ディスプレイやタブレットを使ったデジタルなPOPです。映像や画像を使って、商品の魅力や使用方法をわかりやすく伝えることができます。動画やスライドショーなど、さまざまなコンテンツを流すことができます。

スポッターPOP

スポッターPOPは、商品棚やディスプレイの近くに取り付けられるPOPで、商品を強調する役割があります。スイングPOPとの違いとしては、陳列棚や什器から垂直に飛び出すつくりにされるケースが多い点です。

シーリングPOP

シーリング(ceiling)とは天井の意味で、シーリングPOPは、天井から吊るすことでお客様の注目を集めるPOPです。広い範囲に情報を提供することができ、高い位置から売場全体のアピール効果を高めることができます。天井の空間を活用するため、限られたスペースでも設置が可能です。

バナースタンド

バナースタンドは、売場の入り口や特設コーナーなどで、バナー(幕)を設置する自立型のスタンドです。目立つ場所に設置されることで、お客様の注意を引くことができます。バナーを入れ替えることで、季節や時期のキャンペーンにも対応しやすい利便性の高いPOPです。

ポスター

ポスターは、店内外の壁面に掲示され、商品のアピールやイベント情報などを伝えるために使用されます。大きな面積を使うことができるため、情報の掲示やイメージの訴求に効果的です。

POPシール

POPシールは、商品パッケージや棚に貼られるシールです。商品の特徴やキャンペーン情報を短くまとめて表示することができます。小さな面積でも効果的にPRすることができるため、販促ツールとして重宝されています。

ウィンドウステッカー

ウィンドウステッカーは、店舗のガラス窓に貼られるPOPです。通行する人々の目に留まりやすく、店外のお客様にも情報を伝え、店内へ誘導するきっかけを作ることができます。

店頭幕

店頭幕は、お店の入り口に掛けられるPOPの一種です。店内の雰囲気や特設コーナーなどをアピールするために使用されます。大きな面積を使うことができるため、一目でお客様の注意を引くことが可能です。

のぼり

のぼりは、店舗の外に立てられる看板の一種で、通行する人々の目を引く役割があります。店舗のロゴやキャンペーン情報などを大きく掲示することができます。

パネル

パネルは、店舗内や売場のディスプレイに使われるPOPです。商品の特徴やメリットをわかりやすく伝えるために使用されます。コンパクトなサイズでどこにでも設置できるため、柔軟な使い方ができます。

店舗什器

店舗什器は、売場のディスプレイや陳列をサポートするための設備です。売場において、商品を効果的に展示するために欠かせないアイテムです。

売場に設置したPOPの効果

売場に設置したPOPは、商品のパッケージだけでは伝わらない商品の魅力や特徴を訴求し購買を後押しします。例えば、期間限定キャンペーンの告知や新商品の発売情報、お買い得商品の告知などが可能です。また、スタッフが接客を行う代わりに、POPを活用して、商品の補助的な説明を行うといった効果も期待できます。

店舗やレイアウトの大幅な変更を行うことなく売場のイメージを変えたりすることが出来るのもPOPの強みです。

売場での効果的な掲示場所

「商品の詳細を説明する」「遠くから見た視認性を確保する」「店舗の雰囲気づくりをする」など、これらの点を踏まえると、POPを掲示する際には以下のような場所が効果的です。

  • 商品陳列台に貼り付ける
  • 商品見本や商品に直接貼り付ける、添える
  • 天井から吊り下げる
  • 商品付近の床に貼り付ける

また、設置を行う際には以下のようなポイントを押さえるとより効果的です。

  • 店舗内を回遊するお客様の動線を誘導する
    人は無意識のうちに左側に進んでしまう傾向があるため、右から左へ誘導するようにPOPを配置すると効果的です。
  • 買い物の前後の行動を意識する
    調味料や食材の売場にはオススメのレシピや調理の仕方を紹介するPOPなどを置くと、購入した際のポジティブなイメージが伝わりやすくなります。
  • 死角になっていないか確認する
    せっかく設置したPOPも、商品棚や別のPOPの死角になってしまっては効果が落ちてしまいます。動線を意識して、POPが見えなくなるような死角に配置することはなるべく避けましょう。
  • 大切なことは上から広くアピールする
    新商品や特売の情報など、優先して伝えたいことはできるだけ上に配置をします。上の方に配置すれば少し遠いところからでも視認しやすくなるためです。

まとめ

いかがでしょうか?売場でよく使われるPOPの特徴と種類についてご紹介しました。POPは商品の魅力を引き立てるだけでなく、お客様とのコミュニケーションを促す重要な役割も果たしています。販促活動を考える際に、適切なPOPを選ぶことは非常に重要です。ぜひ、自分の商品や店舗の特徴に合ったPOPを利用して、効果的な販促活動を行ってみてください。

売場で使うPOPの発注・管理はSPinnoで

店舗の売場では上記のように様々な種類のPOPが活用されます。

当社が提供する販促クラウド「SPinno」は、販促業務の効率化を目的に、販促領域に特化して開発されたクラウドシステムです。
店舗における販促業務、販促活動で重要となるPOPの受発注、デザインの依頼・承認、デザインのデータ管理・共有を、これ一つで行うことができます。

販促業務の一元管理と見える化

販促クラウド「SPinno」は、POPの企画・制作の取りまとめをする本部と、販促施策が行われる営業拠点・店舗、そしてデザイン会社・印刷会社・倉庫などのサプライヤーをクラウド上でつなぎ、データの一元管理と見える化を実現します。
これにより、メールやFAXといった見落としがちな連絡手段は不要となり、販促物の制作に関する進捗状況も関係者間で見える化されます。

ユーザーフレンドリーなUI/UX

特に営業拠点・店舗などのユーザーから多くいただくのは「POP専用のECサイトのようなUI/UX」というお声。本部と現場の間で意図の共有が容易となるだけでなく、億劫だったPOPの手配業務がショッピング感覚で楽しく行えます。

画像ファイルの検索時間を短縮

SPinno上では、デザインデータなどの画像ファイルが全てサムネイル表示されるので、必要なファイルにスピーディにアクセスできます。

デザイン編集機能

軽微なデザイン修正であればSPinno上で完結することが可能であり、細々としたデザインの微調整にかかる費用と時間を大きく削減できます。
営業担当やスタッフが修正することも可能なので、より迅速で柔軟な修正が可能となります。

ログの可視化

POPの受発注に関するログを可視化することで、使用頻度の高いアイテムや在庫整理の参考情報を得ることができます。
印刷量の検討、次のPOPの企画・デザインへの参考など、戦略的に活用いただけます。

新たに販促業務の担当となった方や、これまでの業務内容の見直しを行う方、現在ご利用いただいているシステムやサービスから乗り換え先を検討している方は、是非システム化による業務効率化をご検討ください。

投稿者プロフィール

倉林宏樹
倉林宏樹クラウド事業 営業推進Department Manager
神奈川県出身。2013年のSPinnoの前身となるアルテック社に入社。以降、販促ソリューション事業にて、消費財メーカーや多店舗展開企業向けに販売促進に関わる企画提案の営業として従事。その後、クラウド事業部にて大手企業を中心に販売促進に関わる業務最適化のソリューション営業を行う。現在は営業推進にてマーケティング、インサイドセールスを管掌。
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