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デジタル時代の販促戦略:SNSプラットフォームごとの特徴まとめ

2024・02・01

デジタル時代の到来により、販促戦略におけるSNSの重要性がますます高まってきました。
SNSは多くの人々が日常的に利用するプラットフォームであり、それを活用した戦略的なプロモーション手法が成功を収めるケースも増えています。

本記事では、現在多くのユーザーに利用されているSNSプラットフォームについてその特徴をまとめました。

Facebook

Facebookは実名で利用するSNSです。2022年では全世界で29億人ほどの登録者がいます。
他のプラットフォームに比べると機能が豊富で、投稿の自由度が高く、また実名での登録制なのでリアルの知人同士でつながるケースが多いという特徴があります。

実名登録

Facebookは実名登録制で、出身や学校、会社など個人の情報を設定したり、ある程度のリアルのつながりがあることをコンセプトとしています、
ビジネスの中心となる中高年齢層の利用者が多いため、職場や取引先といった関係性で友達登録することが比較的発生しやすいSNSです。

発信の自由度

テキスト/ 画像 / 動画 / ライブビデオなど多様な形式のコンテンツを投稿できます。
Facebookの投稿システムには下記のような特徴があります。

・Xのように文字制限がないため、具体性のある発信がしやすい
・ライブ配信なども可能な一方で、素材がなくても投稿できる
・通信制限がない

広告プラットフォームのカスタマイズ性が高い

Facebookの広告プラットフォームはカスタマイズ性が高く、ターゲティングに関する機能が豊富です。
配信の際に、ユーザーの興味カテゴリや属性、居住地など設定が可能です。
また、複数の広告を並行して配信しパフォーマンスの変化を確認するABテストのための機能も利用可能です。

グループやコミュニティ

特定の興味関心や、活動を共有するためのグループ機能があり、クローズドなコミュニティ運営を行うことが可能です。
同じ趣味や同じ所属のメンバーが交流する活動に役立てられています。

ネットショップ機能

Facebookショップ / instagram ショップの機能を使って商品の販売を行うことも可能です。
ShopifyやBigCommerceなどのプラットフォームを利用した連携も可能です。

X(旧Twitter)

X(旧Twitter 以下 X)は短い文章を投稿し交流をするSNSで、リアルタイム性が非常に強く、情報の拡散が速いことが特徴です。

リアルタイム性

Xは情報が一瞬で広がります。ニュース、イベント、トレンドなどがあっという間に広がるため、
今何が起きているのか?といった目線で活用する方が多いです。

速報性にすぐれるためニュースソースとしても盛んに利用されています。

簡潔なコミュニケーション

Xの投稿は、無料版の場合は全角140文字・半角280文字という制限があります。(X Premiumに加入すれば10,000文字までツイート可能)
簡潔で直接的な表現が求められるため、短いメッセージに強い影響力が発生します。

ハッシュタグによるトピックを追跡する機能

ハッシュタグを用いることで特定のイベントやトピックを追跡できることができます。
例えばリアルタイムで放送されているTV番組やイベントへの感想など、共通のトピックに関するコミュニケーションに参加したり、トレンド追うためによく活用されています。

広いユーザー層と匿名性

セレブリティ、政治家、ジャーナリスト、企業、一般ユーザーなど多様な層のユーザーが利用しています。
様々な分野の専門家や有名人がアクティブに情報を発信しています。

また逆に、キャラクターやBotなど、一般的な「人間のユーザー」と少し異なるような性質を持ったアカウントの利用も多くあります。
匿名性の高いSNSのため、一般的なユーザー間では個人の情報についてはほとんど分からないことが前提になっています。

Instagram

Instagramはビジュアルコンテンツに重点を置いたプラットフォームです。
Facebookと同じく、Meta社が運営しているため、利用者データの共有ができたり同じプラットフォームで広告が配信できるといったことも特徴です。

ビジュアルコンテンツが中心

Instagramは画像と動画を中心としたコンテンツ共有に特化しています。
高品質な写真やクリエイティブなビジュアルが重視され、アプリ内で動画や画像を簡易的に加工・編集することも可能です。

リアルタイム性や情報収集の側面が強いXと比較すると、ユーザーの好きなモノ・関心のあるモノが、コンテンツとして好まれる傾向が強くなっています。
企業やブランドにとってもビジュアルコンテンツを通じたストーリーテリングや製品の魅力、ブランドの世界観を伝えるのに適したプラットフォームとなっています。

ストーリー機能

ストーリーとは短めの動画や画像をスライドショーのように投稿できる機能です。
1ストーリーは最大60秒までで、投稿したコンテンツは24時間経過すると自動で削除されるため、短時間の動画や写真を気軽にシェアできることが特徴です。

若いユーザー層

Instagramは若い世代に人気があり、トレンドやライフスタイルにも影響力があります。

イメージ重視のマーケティングに強い

ファッション、ビューティー、ライフスタイルなどの分野で活躍するインフルエンサーが多数存在し、ブランドとのコラボレーションを通じて商品やサービスの宣伝に一役買っています。
イメージが重要な商品・サービスのプロモーションや、イメージ重視で購入判断することが多い層をターゲットとする場合、Instagramによるマーケティングが大きな効果を発揮します。

TikTok

TikTokは短い動画を中心としたSNSプラットフォームです。
音楽、ダンス、コメディ、チャレンジなど、多様なジャンルのエンターテイメント動画が共有されています。

短編ムービーコンテンツ

TikTokは15秒から数分の短編ムービーを共有することに特化しています。
クリエイティブでダイナミックなコンテンツが作られ、エンタメ中心の動画投稿が多いことが特徴です。

若年層のユーザーに人気

TikTokは10代から20代の若い世代に人気があり、若年層の文化やトレンドに影響を与えています。
興味を引く動画が次々と表示される仕組みや、豊富な加工機能、通勤・通学の時間や休み時間を利用して楽しめる手軽さが人気の理由です。

クリエイティブな投稿が手軽にできる

TikTokでは、音楽に合わせた短い動画を撮影・加工し共有します。

アプリ内には多くの素材があり、自分で撮影した動画を簡単に編集し、素材の音楽を追加することが可能です。

Youtubeなどで投稿されるような長尺の動画は、企画力や編集の技術など高いハードルがあります。
TikTokでは短い動画を投稿するため、そこまで編集を凝る必要がなく誰でも簡単に動画の投稿が可能です。

アルゴリズムによるパーソナライズドフィード

TikTokはユーザーの興味や過去の視聴履歴に基づいて、パーソナライズされたコンテンツを提供します。
より興味関心の高い、面白い動画を次々と表示してくるため、飽きずについ視聴し続けてしまうのが特徴です。

LINE

LINEは、主にアジアで広く利用されているメッセンジャーアプリです。
チャット型のアプリであり、個人間やグループ間のコミュニケーション用途で主に使われています。

テキストメッセージングと通話

基本的な機能はテキストによるチェットですが、音声通話やビデオ通話も可能です。
無料で通話を行うことができるため、電話=LINEで、といった使い方をしている方も多いのではないでしょうか。

スタンプと絵文字

LINEの特徴的な要素の一つが、豊富なスタンプと絵文字です。
コミュニケーションをより表現豊にするとともに、クリエイターとして販売を行うことで、自社コンテンツやサービスのプロモーションに役立てることも可能です。

LINE@アカウント

企業や店舗はLINE@アカウントを作成し、ユーザーとのコミュニケーションやマーケティングに活用することが可能です。
クーポンの配布や新商品の情報発信などプロモーションに活用しているケースや、宅配便の荷物状況を確認したり受け取り日時の変更をしたりといった、
ユーザーがサービス利用する際のチャネルとして活用しているケースもあります。

LINE Pay

LINE PayはLINEアプリに組み込まれたキャッシュレス決済サービスです。QRコード、タッチ決済どちらにも対応しており、LINE上での個人間の送金や銀行振り込みなども可能です。

各SNSプラットフォームの特徴を理解し、最適なプロモーションを

いかがでしたでしょうか。今回は、日本で多く利用されている5つのSNSプラットフォームについて特徴をまとめてみました。

SNSプラットフォームの数は増え続けていますが、すべてのプラットフォームで同じように効果的な販促ができるわけではありません。
まずは、自社のターゲットがどのプラットフォームを利用しているかを把握し、各プラットフォームの特性に応じたプロモーション施策を考えることが大切です。

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投稿者プロフィール

それ行け!販売促進部
それ行け!販売促進部それ販ブログ管理人
販売促進部です。
販促やマーケティング・ブランディングなどの様々な情報について、まとめ&発信を行っています。
「販促部門の頼れるパートナー」を目指して、お役立ち情報や販促ネタ、自社の最新TOPICSなどをつぶやいたりしています。
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