「のぼり」は生きる化石?/ 販促ヒストリア | 販促物をラクラク管理 SPinno

「のぼり」は生きる化石?/ 販促ヒストリア

2017・03・07

こんにちは、マーケティング部のソネです。

先日のコンテンツ会議の際、弊社の窪より「ずっと書きたかった記事あるんですけど、お願いしていいっすか?」と依頼を受け、何かと思ったら「のぼりの歴史について」でした。

のぼりか・・・あ、「幟」ね!?
「幟」と言えば武将、武将と言えば城。
(※筆者は軽度の城オタです。)

戦国時代あたりの話も関係あるんじゃないの…?
というところも期待しつつ、のぼりの歴史を紐解いてみました。

「のぼり」の定義

まず最初に、のぼりとは何かというところを明確にしたいと思います。
なぜなら、この世には「旗」という似た種族が存在するからです。
(※「旗」の歴史はまた追々・・・)

幟(のぼり)とは。


細長い布の上と横に,多くの乳(ち)をつけて竿に通し,立てて標識とするもの。戦陣・祭典などで用いる。のぼり旗。

端午の節句に立てる幟① ,あるいは鯉のぼり。 [季] 夏。

三省堂 大辞林

つまり、皆さんが「のぼり」と聞いて思い浮かべるであろう、長方形のアレのことです。
定義が固まったところで早速、歴史についてお話しします。

先祖は「流旗」、起源は古代に遡る

「のぼり」には先祖がおりまして、名を「流旗(ながればた)」と申します。
流旗は「旗」の仲間なので、その起源云々は割愛しますが、流旗自体は遥か昔、邪馬台国の時代から存在すると言われています。

邪馬台国と言えば卑弥呼、卑弥呼と言えば鬼道ということで、儀式に用いたのはもちろん、軍を率いて陣を敷く際にも、目印に使用したそうです。

時を経て室町時代となっても、流旗は軍団の象徴として使用されていましたが、『南方紀伝』(1546)によると、畠山政長(はたけやままさなが)、義就(よしなり)の同族争いが起こった際に、似たような家紋で同じ色の流旗を使用しているので、「もっと家紋がしっかり見えて、違いをすぐに判別できるようにしなければ、区別がつかない・・・!」ということで、先ほど定義したような「幟旗(のぼりばた)」の形が生まれたそうです。

武士道スタイルにマッチして普及

こののぼり旗、「見やすい」「管理がしやすい」「作りやすい」ということで、多くの武家が使用するようになり、全国に広がりました。その後、神社仏閣、相撲や歌舞伎興行の際などに活用されて民衆にも普及し、現在に至ります。

先ほど「のぼり」の定義の際にお話しした通り、「乳」をつけて竿に指すスタイルは当時から変わらず、シンプルなものは息が長いなあと改めて感じますね・・・

ちなみに、「乳」と書いて「ち」と呼び、「幟(のぼり)」ではなく「乳付き旗(ちつきばた)」とも呼ばれたそうです。
乳を並べるスタンダード・タイプと、布の端を折って袋状にする「縫含(ぬいぐるみ)」の2タイプがあり、これは現在も同じです。
現在は名称が変わり、それぞれ「チチ」「袋縫い」と呼んでいます。

なぜ「乳」と呼ぶのかについては諸説ありますが、
一説では「犬の乳のように綺麗に並べるから」だとか・・・。

今でも会える伝統「のぼり」

先ほどお話ししたように、のぼりの形はほぼ変わらず現在に残っています。
それならば、古いのぼりだって現在の参考になるのではないのか?
ということで、過去を偲んで今に生かしたい方にオススメのスポットをご紹介します。

両国国技館

相撲興行時に訪れると、色とりどりの幟がズラッと並んで風に靡くのを見ることが出来ます。
お高いので相撲自体は見ることが出来なくても、外の幟を眺めて、真正面の江戸東京博物館を堪能すれば、一日中楽しめます。

篠崎浅間神社

938年創建、江戸川区最古の神社・篠崎浅間神社は、7月1日の例大祭にて、日本最大級の「大幟」を人力で上げることで有名です。
高さ20メートルを超える大幟が10本並ぶ様に、圧倒されること請け合いです。
ちなみにご祭神は「最も美しい神様」と言われ、安産、火防、子育ての神様とされています。

まとめ

交通の妨げだとか、チープな印象だとか、色々言われてしまいがちな近年の「のぼり」。
こうして歴史をたどってみると、生きる化石と言っても過言ではないような、貴重な存在であると感じて頂けるのではないでしょうか?

ところで、戦国時代の置き土産の如きこの「のぼり」、現在では少し進化を遂げています。
その進化の形が、弊社オリジナル商品「ストリームフラッグ」です。
「チチを付けて竿に差し、標識とする。」という定義をそのままに、どのように進化したのか・・・?
気になる方は、是非弊社までお気軽にご連絡下さいませ!


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