SPinnoユーザー会Vol.10 オンライン開催レポート
2024・08・26
2024年8月22日、販促クラウド「SPinno」のユーザー会がオンラインで行われました。
今回で10回目の開催となる人気のユーザー会、本記事では開催当日の様子をレポートさせていただきます。
目次
オンライン開催のユーザー会には、27社42名がご参加
販促クラウド「SPinno」は、パンフレット・POP・ポスターといった販促物のデータ共有、制作、印刷、出荷などのワークフローをシステム化し、販促業務改善を支援するシステムです。
当社では、ご契約いただいているユーザー企業様を対象とし、年に2回程度、SPinnoシステムへの理解を深めていただくためのユーザー会を開催しています。
ユーザー企業様は、多くの販促物をご利用される小売流通・サービスなどの多店舗展開企業様、あるいはそうした企業様に対して商品と、商品に伴う販促物をご提供される食飲料品・日用品・消費財などのメーカー企業様が中心となります。
今回のユーザー会でも、そうした多店舗展開企業様・メーカー企業様が多数ご参加くださり、のべ27社から合計42名のユーザー様がご参加くださいました。
SPinnoユーザー会 Vol.10 アジェンダ
今回のオンラインユーザー会は以下のアジェンダに沿って行われました。
- SPinno事例紹介(大手ヘルスケアメーカー様の活用事例)※confidencial※
- SPinno活用術 「在庫の適正化」に役立つ機能
- 独自調査「店頭販促の本音アンケート」結果公開・解説
- SPinno開発について
合間にはSPinnoの機能クイズなども行いながら、皆さまに楽しんでいただきつつ、何か得るものがある会となるよう、一同準備を進めておりました。
それぞれのコンテンツでどのようなお話をしたのか、概要をご紹介していきます。
①SPinno事例紹介(大手ヘルスケアメーカー様の活用事例)
ユーザー会の参加者様限定で、ご利用企業様(大手ヘルスケアメーカー様)のSPinno画面を一部お見せしつつ、詳しいご活用方法や、業務の運用フローをご説明しました。
※こちらの詳細は、ユーザー会参加者様限定の内容となっています。
参加者からいただいたお声(抜粋)
- 営業担当からの販促物の希望数取りまとめなど、社内コミュニケーションに活用されているのが興味深かった
- 販促物の消化状況をシステム上で見えるような仕組みで運用されており、参考になった
- 他の企業様がどのように使われているか気になっていたので、実際の画面が一部見られてよかった
販促クラウドSPinnoは、販促業務という複雑かつ関係者の多い業務工程に対応いただける、カスタマイズ性の高いシステムです。導入においては、システム導入以前にはどのように運用されていたかを綿密にヒアリングし、各社様の業務状況・目的に合わせた細かな設定を行っていきます。
そのため、「他社では、SPinnoをどのように設定・運用されているのか?」というのは、各社様とても気になるところのようで、事例紹介はユーザー会で毎回ご好評いただいているコンテンツです。
次回以降も実際の管理画面を一部お見せしながら、他社様の活用方法をご紹介する予定ですので、ぜひお楽しみに!
②SPinno活用術 「在庫の適正化」に役立つ機能
続いてのパートは、こちらも毎回ご好評いただいているコンテンツ「SPinno活用術」。
今回は、過去に開催したユーザー会の終了後アンケートで、取り上げてほしいというお声が多かった「販促物の在庫管理」にフォーカスし、在庫管理に役立つ機能をご紹介しました。
SPinnoの「閾(しきい)値設定機能」
少しマニアックな内容ですが、取り上げたのはSPinnoの「閾(しきい)値」機能です。
SPinnoでは、販促物を過不足なく適切な数量保管するために、「この値を下回ったら、追加発注するかどうかを判断すべき」という、閾値を設定できます
販促物の過剰な発注・在庫保管は、無駄なコストや倉庫スペースの圧迫につながってしまいますが、売上に直結する重要なツールであり、在庫は売り逃しにつながる最も避けねばならない状況です。
季節要因・キャンペーンなどさまざまな要素が複合的に絡む販促物の閾値設定は、熟練の販促担当であっても難易度の高いものですが、SPinnoから排出できる、過去の販促物の出荷データは閾値設定の大きな助けとなるはず。
そうした趣旨で、ユーザー会では以下のような出荷データのサンプルを示しながら、閾値設定について考える機会を提供させていただきました。
<販促物の出荷データサンプル①>
<販促物の出荷データサンプル②>
参加者からいただいたお声(抜粋)
- 当社でも課題を感じているので参考になった
- 在庫数の過去の推移から次を予測する活用方法がわかりやすかった
- 閾値機能の重要性が改めてわかった
③独自調査「店頭販促の本音アンケート」結果公開・解説
最後のパートでは、当社が独自に行っている販促に関するアンケートシリーズの最新版、「店頭販促の本音アンケート」の結果をご紹介しました。
今回は、30店舗以上の実店舗を持つ小売流通業にお勤めで、「店長・SV・バイヤー・マーケティング担当」などの役職者を対象とさせていただいた小売流通のプロたちの本音を探るアンケートです。
ユーザー会の2日前にデータが出そろった最新版を、当社の執行役員・猪飼の解説付きでご紹介させていただきました。
この販促物は使える・積極的に設置したいと思うツールは?
7月には小売流通で店舗スタッフとして勤めている方々にもアンケートを行っていたため、今回の最新アンケートと7月のアンケートを照らしながら、ポジションや立場によって変わる課題、立場を超えた小売流通業にとっての共通の課題などを探ります。
職種別に見る「売り場づくりの課題」
参加者からいただいたお声(抜粋)
- 販促物を活用できていない店舗が意外と多かった
- 現場がどのように考えてるか参考になりました
- 店長様の意見をまとめられている資料はあまり見ないため、参考になりました
- 今後の販促ツール作成に役立つ内容だった
アンケート資料は、今回ユーザー会にご参加で、送付を希望される皆さまに無償配布させていただきました。
社内のコミュニケーション、クライアントへの提案材料などの一助となれば幸いです。
なお、今回不参加の方にも、本コンテンツのベースとなったアンケート資料はダウンロードいただけます。
以下ページをご参照ください。
※最新資料については2024年8月中にアップロード予定
④SPinno開発について/おわりに
最後に、当社の執行役員 猪飼より、今後のSPinnoの開発方針についてのご連絡をさせていただき、会は終了となりました。
今回で10回目を迎えたSPinnoユーザー会。
「販促業務」という領域は、複雑かつ関係者が多く、一般的に「これが正解」とされる業務フローも存在しているとは言い難い状況です。
販促業務を主幹されている部門についても、マーケティング部門、営業支援部門、店舗管理部門・・など企業様によって名称もさまざまで、企業間で情報交換・意見交換ができる機会も、あまり多くないのが実状ではないでしょうか。
当社ではこれからも、ユーザー企業様と協力し合いながら、販促業務という領域の効率化・標準化、お役に立つ情報提供、より効果的な販促活動の実現を支援してまいります。
そんな想いの元、ユーザー会についても、さらなる改善に努めてまいりますので、ぜひ次回以降も楽しみにお待ちいただければ幸いです。
投稿者プロフィール
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販売促進部です。
販促やマーケティング・ブランディングなどの様々な情報について、まとめ&発信を行っています。
「販促部門の頼れるパートナー」を目指して、お役立ち情報や販促ネタ、自社の最新TOPICSなどをつぶやいたりしています。
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