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全社戦略をビジュアライズし、クラウドを通して、全国約120店舗に浸透。商品・資材・販促物の管理・発注にとどまらず、売上向上に寄与するシステムへ進化

―店舗と倉庫、各メーカー間のFAXによる発注を完全撤廃、店舗スタッフの発注業務にかかる工数を1/5以下に削減

■社名

株式会社
パーク・コーポレーション

■創業

1988年12月

■従業員数

1,311名(2022年12月期)

■事業所

国内118店舗・海外2店舗(パリ・ロンドン)

■URL

https://www.park-corp.jp/

約120店舗から倉庫や取引先に、FAXで商品・資材・販促物の出荷依頼を実施。トラブルが多く、管理に限界

―販促クラウド「SPinno」(以下「SPinno」)を導入された背景を教えてください。

当社では、SPinnoのようなシステムをずっと探していました。

探し始めたきっかけは、店舗と倉庫のやりとりがFAXで行われていることに、限界が近づいていたことです。「何とかシステムに置き換えられないか」と考えていました。

主力事業である青山フラワーマーケットでは、全国に約120の店舗があり、商品を飾る花瓶や鉢カバーといった花器、花束を包むためのラッピングペーパーやリボン、商品をアピールするためのPOPなど、日々多様な資材と販促物を使用しています。

また、花瓶などは資材であると同時に、店頭で販売している商品でもあります。

SPinno導入以前は、そうした商品・資材・販促物の発注依頼が、倉庫に全てFAXで送られていたのです。物によっては、お取引先のメーカーさんに直接店舗から依頼をするものもあり、お取引先にもFAXで注文をしていました。

そのため、FAXで起こりうる問題は、ほぼ全て起こっていました。

倉庫では、FAXの確認漏れや紛失の発生、チェック作業にも時間がかかっていた他、画像を貼付されても白黒の印刷で判別が難しく、長年勤めている方でないと依頼書の内容をきちんと理解できないような状態でした。

また、日々資材や販促物の種類が変わりますので、その度に発注書がアップデートされるのですが、本部から最新バージョンの発注書を120店舗に浸透させるのも、簡単ではありませんでした。

倉庫側・店舗側だけでなく、お取引先にとっても非効率で、何とかしなくてはと思っていました。

さまざまなシステムを比較検討した結果、最終的に「見やすさ・使いやすさ」が決め手となり、SPinnoを採用することとなりました。

「発注は必ず伸びる」 商品部の熱意で取引先を巻き込み、全てシステムへ移行

―SPinno導入後、どのような変化がありましたか。

導入インタビュー

まず、導入後、本当にスムーズにSPinnoが全社へ浸透したのが印象的でした。

何年もFAXで発注をしていましたので、商品部としては「しばらくは混乱があるかも」と考えていたのですが、結果的にはトラブルは全くなく、店舗からの使い方などに関する問い合わせもほぼありませんでした。

これまで本社として他の領域でも管理システムを導入するプロジェクトはいくつかありましたが、SPinnoが1番スムーズだったよね、というのが社内の印象です。

また、店舗側では、発注にかかる工数が1/5程度になったのではないかと思います。

私は店舗で店長をした経験があるのですが、当時は資材・販促物の発注をしようと思うと、各資材・花器メーカーが出している部厚いカタログを何冊も見比べながら必要なものを探し、発注書に品番などを書いてFAXで送らなくてはいけませんでした。それでも、品切れがあれば電話やFAXで返答が来て、また探すところからやり直しです。

SPinno導入後は、カタログを開くことなくPC上で、オンラインショップで買い物をするような感覚で商品を探すことができますし、欠品は注文できない仕様になっています。

細かな部分ですが、資材やメーカーさんによっての仕様や納品時のルールがあり、SPinnoなら画面上で今自分が選んでいる商品とそれらのコメントが見えるため、紙のカタログと発注書で注文していた頃よりも、確認がしやすくなっているのも便利です。

導入インタビュー

【実際のSPinno 画面イメージ】

―貴社では、花器・資材メーカー様など、ほぼ全てお取引先様が、SPinnoへ移行されていますよね。どのようにご協力いただいたのでしょうか。

ほとんどのお取引先様は、120店舗からFAXで依頼が来る状況が改善されることに歓迎的でしたので、移行はスムーズでした。

一部、「システム化により、発注数に変化が出てしまうのでは」と懸念されたお取引先様もいらっしゃいましたが、商品部としては「システム導入で、資材・販促物の発注数は必ず増える」という確信がありましたので、その旨をしっかりと説明させていただきました。

前述の通り、以前は花器・資材はカタログで店舗スタッフが自ら探す必要があり、「気づいた人だけが発注できる」ものだったのです。

システムに載せれば、カタログを開いて探す工数が削減され、検索性が上がるので、より隅々まで把握できる状態になるだろうと考えていました。

実際にSPinno導入後、全体の花器・資材の発注量は大幅に伸びています。

―導入にかける熱い想いを感じるエピソードです!

ビジュアルが売上に直結する事業。販促物の管理でブランド統一をより強化したい

―今後さらに「SPinnoを活用してこんなことをしたい」という展望はありますか?

導入インタビュー

SPinnoはビジュアルが重要な当社の業態にすごくマッチしていて、すでに販促物・資材の枠を超え、売り上げ拡大のためのツールとしての活用が始まっています。

具体的には、当社のオリジナル製品であるフレグランスや、観葉植物・鉢物などの商品もSPinno上で発注するフローにしました。

特に、フレグランスなどの注力商品は、SPinnoのTOP画面でバナーを設置し、商品と販促物をまとめて発注できるようにしたことで、店舗スタッフの認知・関心を高めることに成功し、発注数・売上共に順調に推移しています。

導入インタビュー

【実際のSPinno 画面イメージ】

他の資材・販促物についても同じですが、やはり花屋という業態から、視覚的にきれいかどうかは、店舗スタッフに知ってもらう・使ってもらう上で大事なポイントなのだと改めて実感しています。

また、本部の戦略を伝える手段としてもSPinnoは有効だと考えており、今後は、店舗の規模・立地ごとにおすすめの花器や販促物を出し分けたり、新店に必要であろう販促物や花器をまとめたセットなどを用意していきたいです。

具体的には、「面積が広いお店はこんな陳列にすると映えるので、こんな花器がおすすめ」「路面店ならこんな販促物を利用するのがおすすめ」など、他店舗の実績を元にしつつ、お店の特色に合わせた提案を本部からしていきたいと考えています。

これにより店舗間のノウハウ共有、ブランドイメージの統一化がさらに進むと期待しています。

―ぜひ、当社も実装に向けご協力させてください!最後に、貴社にとってSPinnoとは、何ができるシステムですか?

私たちにとってSPinnoは、「お店が、より良くなるためのシステム」です。

SPinnoは、スタッフの業務効率化やクリエイティブの向上で、お店をより良くしてくれますが、それらは全て、本質的にはお客様のためと考えています。

スタッフの業務が削減されれば、お客様へのご説明などに充てられる時間が増えます。

それに加え、本社の想いがビジュアルイメージと共に各店に伝わってクリエイティブが全社的に向上すれば、お客様により一層、店舗を楽しんでいただき、花と緑に囲まれた豊かな生活をお届けできます。

お客様のためにより良いお店づくりに努め、そのためのツールとしてSPinnoの活用を進めていきたいです。

導入インタビュー

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