【2023】「春」を伝える販促デザインのコツ ~配色×モチーフ×フォント~
2023・03・07

デザイナーでない方でもすぐに取り入れられるデザインのちょっとしたコツをお届けするシリーズ。
今回は、見た人に「春」をイメージしてもらうポイントをご紹介いたします。
目次
デザインの基本要素は「配色×モチーフ×フォント」
春らしいデザインのお話に移る前に、デザインを作るにあたって知っておきたい「デザインの基本要素」についてお伝えします。
デザインを構成する基本要素とは、「配色×モチーフ×フォント」です。
配色
メインで使用する色になります。色数の増やしすぎはNG。3色くらいにまとめるとデザインがぐっと引き締まります。
モチーフ
シーンを直感的に連想できるイラストや写真です。
例えば「春」を表現するのであれば、桜など春の植物、蝶々など春の生き物、さわやかな青空などを指します。
フォント
文字のデザインです。ゴシック、明朝等の基本的なものからデザイン性の高いものまで様々。こちらも配色と同じで混在しすぎには要注意。
この3点を押さえておけばデザインはできたも同然!
ご自身のサービスや商品のターゲット、利用シーンなどを想像しながら、最適な表現を考えていきましょう。
伝えたいのはどんな「春」のイメージ?
一言に「春」と言っても、人により抱くイメージはさまざまです。
入学や引っ越しなど新生活が始まる「春」、開花や収穫で自然の恵みを楽しむ「春」、暖かくなり家族や仲間とレジャーの増える「春」・・・
どんな「春」を演出するか迷ってしまった際には、以下のような角度で方向性を決めていくのがおすすめですよ。
<イメージをまとめるヒント>
- 自社の製品・サービスは「春」にどんなシーンで、どのように利用される?
- 自社の製品・サービスを使ってくれている/使ってくれそうなターゲットにどんなイメージを与えたい?(どんなイメージを好みそう?)
イメージが定まってきましたか?
そこまで来たら、あとひと息。配色×モチーフ×フォントを選択していきましょう。
春らしさを演出する「配色×モチーフ×フォント」の組み合わせ
「春」の配色は明るく・やわらかなイメージを連想させるもの
まずはデザインのベースとなる配色の選択です。
春らしさを連想させる色=春のモチーフという考え方をするとわかりやすいと思います。
例えば「桜=ピンク」「菜の花=黄色」「新緑=黄緑」「さわやかな青空=水色」などが挙げられます。
また、色のトーンにも気を配る必要があります。
同じ配色でも「パステル」「ビビット」といった異なるトーンで表現した場合、受ける印象は大きく変わってきます。
モチーフは季節感の感じるものを
続いてはモチーフ。ベースとなる配色やターゲットに合わせて選んでいきましょう。
デザインに取り入れやすい春のモチーフというと以下のようなものが挙げられます。
<春のモチーフ一例(自然)>
桜、菜の花、つくし、新緑、ミツバチ、蝶々、ウグイス、青空など
テキストはターゲットと読みやすさで決める
テキストは、読み手へ届けたいメッセージをのせる重要なポイントです。
凝ったものよりも、ターゲットにとって読みやすいかどうかで選びましょう。
具体的には・・・
- ミドル世代以上に向けて落ち着いた印象の販促物にするなら、明朝などの上品なフォント
- 幅広い年齢層に、読みやすくストレートなメッセージを届けるならゴシック
- 子どもに向けて、かわいらしさやワクワク感を与えるなら、メイリオなどの丸みをおびたフォント
その他:春ならではのイベント感を出したいなら
暖かくなることで人々が開放的になり、外出の機会も増える春は、集客のチャンスです。
また様々なイベントや新しい出会い・発見も多く、ワクワクさせてくれるシーズンでもあります。
そんなワクワクする気持ちを表現した、気持ちの高まるデザインで、お客様の心を掴む春の集客施策を考えてみてはいかがでしょうか?
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パワーポイントでも販促物は作れる?
illustratorなどのソフトがなくとも、パワーポイントで販促物を制作することは可能です。
パワーポイントで制作を行う場合にも、おさえるべきポイントは「どんなイメージを与えたいか」を整理し、「配色×モチーフ×フォント」のバランスを意識して進めていきましょう。
また、販促物は基本的に、相手に何かを伝え、購買や認知、興味を惹くことが役割です。
フォントに凝りすぎてしまい、伝えたいメッセージが伝わらないのでは本末転倒。
販促物をパワーポイントで制作する際はフォントに凝りすぎず、明朝やゴシックなどの、一般的で、目になじみやすいフォントを活用するのがおすすめです。
終わりに:季節限定の販促物はクラウドで賢く管理・共有
販促物の制作を行う当社ではよく、以下のような声が寄せられます。
「去年の春は、どんな販促物作ってもらいましたっけ・・」
「各店舗・拠点で好きに販促物を作っていて、ブランディングの統制が取れていない」
期間限定の販促物は、全店舗でシェアしながら賢く利用し、雰囲気も統一していきたいですよね。
当社が提供する販促クラウド「SPinno」では、社内の部門間はもちろんのこと、社外のデザイン会社や、印刷会社などのサプライヤーも巻き込んだデータ共有が可能です。
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